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| 現代「かかし」考3 |
| 現代のかかしについて考えます。本当に効果があるものでしょうか? |
| マネキンかかし 05/10/10 |
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| 広義のかかしには、カラスの宙づりやバルーンや鷹の羽などいろいろなものがありますが、狭義のかかし、すなわち、人形(ひとがた)をした本来のかかしにもいろいろなバージョンがあります。 私が岐阜市の西北部とその周辺都市で見つけた人形(ひとがた)かかしのいくつかは、すでに現代「かかし」考1に紹介してあります。 しかし、私が通勤途上で発見して、「へぇー、かかしってなかなか面白いものだな」と思わせたのは、じつは、右の写真のマネキンかかしでした。 柿畑にはさまれた本巣市春近(合併前は糸貫町春近)の田んぼにいた、薄汚い顔をしてヘルメットを被ったやんちゃ少女風のかかしです。 このかかしの発見以後、田んぼをよく捜すと、あちこちにマネキンかかしを見つけることができました。 |
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| (本巣市春近 撮影日 05/09/17) やんちゃ少女 | |
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| マネキンかかしは、普通は女性が多いのですが、ここのは、1体を除いて、若いイケメン男性風の設定です。(関市白銀 撮影日 05/09/10 以下すべて同じ) 上の写真の広い田んぼの中に全部で5体のマネキンかかしが設置されていましたが、すべて、写真右側(方位では東側)を向いています。 幹線道路は反対の左側(西側)にあります。普通、かかしは見る人を意識して設置されます。その理屈からすると、道路側に向けて設置することになるのですが、ここは違っています。 誰にも見せたくないのかというと決してそうではありません。 ではその理由はというと、実は、この田んぼの右側(東側)には老人福祉施設があって、その建物からこのかかし群は鑑賞されるようになっているためです。 凝った作品を作る人は、観客を意識します。 |
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| 濃尾平野の一番奥、本巣市石神の水田。 3体並んだ一番奥に、マネキンかかしがあります。坊主頭、通学帽子の姿は、ちょっと不気味です。人間なら近づきたくないですが、鳥はどうでしょうか。(本巣市石神 撮影日 05/09/04) |
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| では、このマネキンかかしの効果はどうなのでしょうか。普通の「へのへのもへじ」のかかしと比べて、違いはあるのでしょうか。 再び、専門家の見解を引用します。赤字と改行後のスペースは、筆者が細工しました。 ※藤岡正博・中村和雄著『鳥害の防ぎ方』(社団法人家の光協会 2000年)P147
つまり、マネキンは、本物に似てリアルであればあるほど、効果があるというわけです。 というわけで、もっとリアルな、または風情のあるマネキンを紹介します。 |
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小首を傾けたところが、何とも言えない風情です。 (本巣市石原 撮影日 05/09/19) |
| 上と同じ田んぼの作品です。 やはり手がないと今ひとつです。 (本巣市石原 撮影日 05/09/19) |
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体の傾き加減は偶然でしょうか。 (本巣市田之上 撮影日 05/10/02) |
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| 左の写真の角度から見ると、衣装と姿がアンバランスですが、右の写真の角度から見ると、風情があります。(岐阜市南鏡島 撮影日 左 05/09/04 右 05/09/17) | |
| そろそろこの現代「かかし」考も終わりです。 最後に、私が見つけたマネキンかかしの中で極上のものを紹介します。 かかしにしておくのには、とてももったいないマネキンです。 |
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ヘルメットをとれば、どこかの店へ持って行けそうです。 (本巣市田之上 撮影日 05/10/02) |
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